筋トレを始めると必ず出てくるのが「プロテインどれ飲めばいいの?」問題。ドラッグストアにもAmazonにも種類がありすぎて、初心者は何を選べばいいかわからない。
俺のおすすめとしては、30代の工場勤務メンズが最初に買うべきはホエイプロテインだ。理由は後で詳しく書くが、まずはプロテインの主な3種類(ホエイ・カゼイン・ソイ)の違いを知ってほしい。
プロテインの3大種類を比較
| 種類 | 原料 | 吸収速度 | タンパク質含有率 | おすすめシーン |
|---|---|---|---|---|
| ホエイプロテイン | 牛乳(乳清) | 速い(1〜2時間) | 70〜90% | 筋トレ後・朝 |
| カゼインプロテイン | 牛乳(カゼイン) | 遅い(6〜8時間) | 70〜80% | 就寝前 |
| ソイプロテイン | 大豆 | 中程度(3〜6時間) | 70〜80% | ダイエット・乳糖不耐症 |
ホエイプロテイン|最初の1本はこれ一択
ホエイプロテインは牛乳の「乳清(ホエイ)」から作られるプロテイン。ヨーグルトの上に溜まっている透明な液体がホエイだ。特徴は吸収が速いこと。飲んでから1〜2時間で体に吸収されるため、筋トレ直後の「ゴールデンタイム」に最適。
タンパク質含有率も3種類の中で最も高く、70〜90%。つまり1杯(30g)のプロテインパウダーのうち、21〜27gがタンパク質ということ。効率よくタンパク質を摂取できる。
味のバリエーションも豊富で、チョコレート・バニラ・ストロベリーなど飽きにくい。俺は水で溶かしてチョコレート味を飲んでいるが、牛乳で溶かすとさらに濃厚になる(カロリーは増えるが)。
ホエイプロテインの種類(WPC / WPI / WPH)
ホエイプロテインにもさらに細かい種類がある。初心者が知っておくべきは以下の3つ。名前がややこしいが、違いは「精製度の高さ」だ。精製度が高いほどタンパク質含有率が上がり、不純物が減る。
| 種類 | 製法 | タンパク質含有率 | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| WPC(コンセントレート) | 濃縮 | 70〜80% | 安い | コスパ最強。初心者はこれでOK |
| WPI(アイソレート) | 分離 | 85〜90% | やや高い | 乳糖が少ない。お腹が弱い人向け |
| WPH(ハイドロリセート) | 加水分解 | 85〜95% | 高い | 吸収最速。上級者向け |
初心者はWPCで十分。価格が安くてタンパク質含有率も十分高い。プロテインを飲むとお腹がゴロゴロする人は、乳糖が少ないWPIを試してみるとよい。
カゼインプロテイン|就寝前の味方
カゼインプロテインは、ホエイと同じく牛乳から作られるが、吸収速度が非常に遅い。6〜8時間かけてゆっくり吸収されるのが特徴。
この特性を活かすなら、就寝前に飲むのがベスト。寝ている間もゆっくりとタンパク質が供給され続けるので、筋肉の分解を防いでくれる。7〜8時間の睡眠中に体がタンパク質を必要としているタイミングで、カゼインがゆるやかに供給される。
ただし、最初の1本としてはおすすめしない。理由は、ホエイよりも溶けにくくダマになりやすいこと、味の種類が少ないこと、価格がやや高いこと。まずはホエイで筋トレ後の習慣をつけてから、余裕があれば就寝前のカゼインを追加する、という順番がいい。
ソイプロテイン|ダイエット向き+乳糖不耐症の人に
ソイプロテインは大豆から作られる植物性プロテイン。吸収速度はホエイとカゼインの中間で、3〜6時間かけてゆっくり吸収される。
ソイプロテインのメリットは腹持ちが良いこと。ダイエット中の間食代わりや、食事の置き換えに使うなら効果的。また、大豆由来なので乳糖を含まず、牛乳でお腹を壊す人でも安心して飲める。
一方で、「ソイプロテインは筋肉がつきにくい」という説もある。大豆に含まれるイソフラボンが女性ホルモンに似た作用を持つため、男性が大量に摂取すると筋肉の成長に影響するのではないか、という懸念だ。ただしこれは摂取量が極端に多い場合の話で、通常の摂取量(1日1〜2杯)なら問題ないとされている。
30代工場勤務メンズのプロテインの飲み方
俺が実践しているプロテインの飲み方を紹介する。
① 筋トレ直後(30分以内)にホエイプロテイン1杯。筋トレ後30分以内は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、タンパク質の吸収効率が最も高い時間帯。ここでホエイを飲むのが基本。
② 筋トレしない日の朝に1杯。朝は体がタンパク質を欲している状態。朝食と一緒にプロテインを飲むと、1日のタンパク質摂取量のベースを底上げできる。
③ 工場の休憩時間におやつ代わりに。プロテインバーやシェイカーに入れたプロテインを休憩時間に飲む。カップ麺やお菓子を食べるよりタンパク質が摂れて、腹持ちもいい。
1日に必要なタンパク質量の目安
| 目的 | 体重1kgあたりのタンパク質量 | 60kgの場合 |
|---|---|---|
| 筋トレしない一般人 | 0.8〜1.0g | 48〜60g/日 |
| 筋トレして筋肉をつけたい人 | 1.6〜2.0g | 96〜120g/日 |
| ダイエット中(筋肉を維持したい) | 1.2〜1.6g | 72〜96g/日 |
筋トレをしている人は体重1kgあたり1.6〜2.0gのタンパク質が必要。60kgなら96〜120g。通常の食事だけで120gのタンパク質を摂るのはかなり大変(鶏むね肉500g以上に相当)。だからプロテインで補う必要がある。
プロテイン1杯で約20〜25gのタンパク質が摂れるので、食事で80g+プロテイン2杯で40g=合計120g、というイメージ。
初心者におすすめのプロテインブランド
プロテインを初めて買う人向けに、手に入りやすくてコスパの良いブランドを3つ紹介する。
① マイプロテイン(MYPROTEIN)——イギリス発のプロテインブランド。1kgあたり2,000〜3,000円とコスパが圧倒的。セール時はさらに安くなる。味の種類が60種以上あるので飽きにくい。俺はナチュラルチョコレート味を水で溶かして飲んでいる。初心者が最初に買うならここ一択と言っていい。
② ザバス(SAVAS)——明治が販売する日本の定番プロテイン。ドラッグストアやコンビニで手に入る。1kgあたり3,500〜4,500円とマイプロテインよりは高いが、日本メーカーの安心感がある。ココア味が一番人気。
③ エクスプロージョン(X-PLOSION)——日本のプロテインブランドで、コスパはマイプロテイン並み。国内製造なので品質管理の安心感がある。Amazonで買えるのも便利。
プロテインを飲むときの注意点
① 飲みすぎない。プロテインはあくまで「補助」であって、食事の代わりにはならない。1日2〜3杯が目安。それ以上飲んでも体が吸収しきれず、腎臓に負担がかかるリスクがある。
② 食事のタンパク質も意識する。プロテインに頼りすぎず、食事からもタンパク質を摂ることが大事。鶏むね肉、卵、魚、豆腐など、タンパク質が豊富な食材を意識的に食べよう。工場の昼休みに食べるコンビニ弁当でも、鶏肉系やサラダチキンを選ぶだけで違う。
③ 水で溶かすのが基本。牛乳で溶かすと味は美味しくなるが、カロリーが200kcalほど増える。ダイエット中や脂肪をつけたくない人は水で溶かすのがベスト。最初は水で飲みにくかったが、慣れれば問題ない。
④ シェイカーを使う。コップとスプーンで混ぜるとダマになる。プロテインシェイカー(500〜1,000円)を1つ買うだけで、30秒でスムーズに溶ける。100均にも売っている。
プロテインは「筋トレの効果を最大化する投資」
せっかく筋トレをしても、タンパク質が足りなければ筋肉は成長しない。これは「畑を耕しても種を蒔かない」のと同じだ。筋トレという「耕す作業」をした後に、プロテインという「種」を蒔いて初めて、筋肉(収穫物)が育つ。
プロテインの月コストは2,000〜3,000円。工場勤務の手取りでも十分払える金額だ。筋トレの効果を最大化するための投資と考えれば安い。160cmでも筋肉がつけば「小さいけどガッチリ」という印象になれる。それだけで清潔感と自信が大きく変わる。
あわせて読みたい
まとめ|迷ったらホエイプロテインのWPCを買え
- プロテインの3大種類はホエイ(速い)・カゼイン(遅い)・ソイ(中間)
- 最初の1本はホエイプロテイン(WPC)一択。コスパ最強
- 筋トレ直後の「ゴールデンタイム」にホエイを飲むのが基本
- カゼインは就寝前、ソイはダイエット中に追加で検討
- 筋トレする人は体重×1.6〜2.0gのタンパク質が必要。食事だけでは足りない
身長は変えられないけど、体型は今日から変えられる。まずは筋トレ+ホエイプロテインから始めよう。マイプロテインなら1kgで2,000円台、1日あたり約100円で始められる。コンビニでジュースを1本我慢するだけで、筋肉の成長に必要なタンパク質が手に入る。160cmの体を「ガッチリした160cm」に変えるための最初の一歩として、プロテインは最もハードルが低い投資だ。
免責事項:本記事は筆者個人の体験および一般的な情報に基づいて執筆されています。記載されている効果・副作用には個人差があり、本記事の内容は医療指導・診断の代わりにはなりません。医療脱毛・スキンケア商品・サプリ等を検討される場合は、必ず医療機関または専門家にご相談ください。記事中の商品情報・料金は執筆時点のものであり、最新情報は各販売元・公式サイトでご確認ください。本記事には一部アフィリエイトリンクを含む場合があります。

